イベントレポ『夜な夜なバチェラー飯』『歴タメLive第4弾』『アニメ座ハイブリッド』
3月はほぼ毎週現場でした。
しかも今この記事の下書きをしている時点の週末にもイベントが控えております。
冷静に考えて毎週推しが見れるってすごいですよね。推し確定ですから!!お金を払えば見れる!ありがたい!
毎度ながら基本メモを取らないのでほわっとしたレポですがここ面白かったな〜って記憶の共有ができたら幸いです。
▽目次
3/10 バチェラー飯
◇場所は関内ホール。
このイベントもホールも初めましてでした。
キャパ1000くらいある大きめな会場ですがホールの作りが良く肉眼で全然楽しめます。お尻も痛くないし、市街地にあるので時間潰しにも困らない!ただし帰りの駅のトイレには期待してはいけない。
◇番組自体が俳優さんご本人の特技などを取り入れたバチェラーという謎の役を演じるシュールな内容。イベントでもバチェラーとして登壇していて、皆さんちょっと斜に構えたようなこそばゆい喋り方で話す謎空間でした。が、ゲームコーナーが始まったらほぼほぼキャラどっかいってました笑。
◆イベントの内容は番組を振り返るトークコーナーとバチェラーの頂点を争うキングオブバチェラーというゲームコーナーで構成されていて、ほぼゲームコーナーが目玉です。
◆最終ゲームの「バチェラーさんが転んだ」はいかに面白いポーズをして爪痕を残すかが目的のゲームのようになってしまって観てる側の腹筋が持たない笑!
司会の方の持っている薔薇を取るために前進しなくてはいけないのにスタート地点からどんどん後退していく八神さん。微妙な中腰で止まってしまいゴリラ!ゴリラ!といじられ、最終的に人類の進化のポーズを体現するゲームになってしまった株元さんは伝説的に面白かったです。
あとアクロバティックな奥谷さん。寿司バチェラーの名にふさわしい寿司を握るポーズで詰め寄る設定に忠実な溝口さん。もう両部とも見所がありすぎて目が足りない。
◆ちなみに1部は株元さん 2部は溝口さんがキングでした。ほんとに皆さんサービス精神旺盛で終わりの見えない戦いだったので比較的冷静ぽく見えるこのお二方が終わらせたの納得。
◆夜公演一発ギャグが得意と自己申告された矢部さん奥谷さん富田さん(溝口さんに台本に書いてあったと告発され強制)の3人が集まって披露したのですが、奥谷さんが面白い。誰でも受け入れられそうなギャグセンスと臆しない強靭な精神力。細貝さんのナレーションの真似をしたり芸達者な方だなぁって思いました。
◇グッズのブロマイドは事前販売の時点で売り切れがありました。夜公演後はほぼ完売。事後通販してくださってますが次回行かれる方はお気をつけください。
◇もっと詳しく知りたい方はプロの書いた記事をどうぞ。
溝口琢矢、前山剛久、矢部昌暉らが登場! 大爆笑が止まらない『夜な夜なバチェラー飯』イベントレポート|numan
八神蓮、前山剛久ら12名が「No.1バチェラー」の座をかけて競う!「夜な夜なバチェラー飯」イベントレポ&名珍場面ショットをUP | スマートボーイズ
3/15〜 歴タメLive 第4弾
◆会場はもっと歴史シリーズお馴染みのEXシアター。キャパのわりには見やすいけど前方のフラット席は前の人の頭が被って見えない率高いです。
◆前回に比べて客降りが増えてました!オープニングの通路だけでなくMスッタ(偉人に扮した演者が歌って踊るコーナー)のコーナーでも後方まで通路を練り歩く偉人たちの姿が着ぐるみキャラのパレードみたい。大名行列ってこんなかんじなのかな。たぶん違う。
◇今回もMスッタと歴トーク(偉人のアメトーク)のコーナーは健在で安定の面白さでした。
特に陣内さん扮する真田幸村が父の真田昌幸を大河ドラマで草刈正雄さんが演じたネタでゴリ押ししてくる!もはや陣内さんが草刈さんと名前を口にするだけで笑いが起きるレベル。笑いに貪欲すぎる。
あと、溝口さん扮する元気で無邪気な織田信雄と太田さん扮するチャラすぎる徳川秀忠も良い味出してました。おけまるすいさん。お二人とも甘えんぼ弟キャラぽいので息子役がはまってる!可愛い。
◇Mスッタも相変わらずクオリティが高い。作曲の方を見てなるほどなと納得。
TSレボリューションは唯一のソロステージなのに魅せる魅せる!煽りもあってか普通にライブに来たようにキンブレ振ってました。
KinGinKidsはジェットコースターロマンスのオマージュなのかな。2人ともさわやかな歌声とダンスで華があるー!1人おじいちゃんだけど!キレがすごい!
奥谷さんが最後バック転されて、面白くて運動神経も良いなんてすごいね。ハイスペックいけめん奥谷さん。おじいちゃん役に入り込む溝口さんの役者魂を感じつつ(入り込みすぎてヒヤヒヤしたよ!)介護をしている奥谷さんが本当に孫のようでした。
◇ヒガゲン スギゲンの映像コーナーはどっきりを仕掛ける2人が童心に返ったようにわちゃわちゃしてて可愛かった!例の私服バラバラは前山さんと杉江さんお二人がよく知る間柄ぽいので仲の良さに助けられたというかんじです。
◆あと物販の混雑が緩和されておりました。レジ全台にクレカ決済が導入されていて便利!歴タメはグッズが可愛いしお値段も適正価格なので気軽に買えるようになってありがたいです。
ちなみに大きすぎて収納に困ったLPフォトは100均で買った紙のボックスファイルに収納しました。うちわが入る大きさのボックスであれば入ります。
◆レポート記事
【公演レポート】“歴史上の人物”たちによる“なんでもあり”のステージ!「歴タメLive」第4弾(写真22枚) - ステージナタリー
もっと歴史シリーズ「歴タメLive第4弾」開幕、若手実力派俳優たちが熱演
3/21〜 アニメ座ハイブリッド
◇前回と同じく劇場はシブゲキ。シブゲキはどの席でも見やすくて、ロビーに自動販売機があるしアクセスもよくてほんとに便利。
◇アニメ座はアニメキャラたちが何でも屋をしながら架空の惑星が点在する宇宙を旅するという設定で、その惑星の住人を俳優陣が演じるという内容。お笑いとお芝居、毎公演白熱する大喜利対決と一粒で三度美味しい舞台です。
◆今回は前回のキャラのネタや話の核であるキューブの説明が省かれていた印象だったので今回から観た人はわかりづらかったかも。
出演者の中の人ネタもちょいちょいあるのですが、芸人さんのツッコミが上手いので元ネタがわからなくても安心して楽しめました。身内ネタは取り扱いが難しい。
◆観劇したのは溝口さん扮するアニメ好きでちょいちょい辛辣なネットスラングを放つ王子様アモンがゲスト出演の回。
約一年ぶりのアモンは相変わらず好奇心旺盛でなんでもペタペタ触っちゃう。人懐っこくて裏のない性格で場がほんわか和みます。
彼を中心としてそれまで舞台の上に点々としていたキャラたちがまるっとまとまって、ただ可愛いだけじゃないカリスマ性、わたしにはそう見える。それと声量がすごい。お腹から出てる声って気持ち良いです。
◆今回のキーパーソンは陣内将さんと久保田秀敏さん。物真似のレパートリーが豊富な久保田さん、相変わらず独自な視点で観客の笑いを誘う陣内さんお二人ともかっこよさを崩さず(久保田さんの顔芸は除く)スマートに笑わせるのがすごい。殺陣も迫力満点で見応えがありました。かっこいい。
飄々とした勘三郎(陣内さん)とストイックで頑固一徹な壮蔵(久保田さん)役柄は正反対だけど息ぴったり。これが阿吽の呼吸というものなのか。あとぴゅあぴゅあな井深さんが可愛いかった!
◇ゲネプロ記事。
陳内将、久保田秀敏、寿里、井深克彦、富永勇也がアニメキャラモノマネ芸人とコラボ!「劇団アニメ座ハイブリッド~めぐりあい・舞台~」が開幕、芸人の無茶振りvs俳優陣の演技バトル!! | スマートボーイズ
平日マチネとカフェの話
よく晴れた日の平日マチネが好きです。
世の中の人がお仕事してるであろう時間に観劇後の余韻に浸りながらぶらぶら歩いてるのって贅沢で幸せです。時間に余裕があると心にも余裕が生まれますね。心のゆとり、大事。
推し始めの頃はマチネだけ観劇して、買い物して、日が暮れるまでに帰る!という模範的な充実した休日を送っていたのですが、現在はガチオタになってしまったので、有給使って1日休むならソワマチしないと勿体無い!!ってついつい観劇マラソンしてしまうお金も時間もない貧乏人です。
それでもソワマチの空いた長い時間にカフェで何にも考えずにまったりぼーーっとできる時間はとても癒されてます。
ちなみによくマチソワ間の休憩で利用するチェーン店のカフェはエクセルシオールとドトールと上島珈琲です。
利用客の年齢層が高めなのか、どの地域でも比較的店内が落ち着いていたり他の飲食店が混んでいても座れる確率が高い。
あと珈琲とフードが日本人向けの味付けでちゃんと美味しい!
最近はとある現場の休憩でフラッと入ったカフェで食べたピザトーストが美味しかったのがきっかけで、各地のピザトーストを食べあさるおたくです。
この春は久しぶりに現場遠征するので、遠征先でゆっくりして癒されるぞー!
舞台感想『怜々蒐集譚』
2月16日から上演された怜々蒐集譚の感想と一部レポです。 製作側のこだわりや情熱が詰まっていてとても見応えのある作品でした。ちなみに原作の漫画は未読です。
なんか妙に画質が悪いのだけどこれしかポスター撮ってなかった。悲しみ。
このメインビジュアルも華やかで好きです。
ポスターの上段の桜に囲まれている3人 南 出泉 葛葉の付かず離れずな関係がとっても私好みでした。原作ではどう描かれているのか気になります。読もう。
内容は大正浪漫サスペンス。ポスターの椿に囲まれた3人 乙貝 烏鷺 公美子の3人のがんじがらめになった関係を周囲に潜むぞわっとする物の怪事件と絡めながら桜の3人組が探偵みたいに解いていく流れです。
劇場全体は洋燈で灯されたような怪しい雰囲気で素敵でした。例えるなら某ランドの某ーンデッドマンションのような。あんなかんじの綺麗でちょっとぞくっとするような空間でした。
映画と舞台の連動興業という企画については、舞台で2時間どっぷり腰を据えて世界観に浸って、映画でさらっと(内容はものすごい濃かった!)楽しめるのがちょうど良いバランス。
期間中に違う内容の舞台2本だったり、半年後続きやります!だと体力休日金銭あらゆる面で工面しないといけなくなっちゃうので。映画だと上映時間も短くてチケット代もお手頃で両方気軽に楽しめて良かったです。
さてさて前置きはこれくらいで、今回はいろいろ長くなったので目次を作りました。興味ある項目に飛んでください。
▽目次
劇場施設について
新国立劇場 小劇場 エンドステージ形式。
Dブロックからでも目がよければ肉眼で演者さんの表情を確認できます。音響もよく前方席にも段差があって見やすさに関しては申し分なかったです。
が、椅子が硬い!
全座席にクッションが用意されてましたが、わたしのお尻にはそれでもキツかったです。ヤワな尻ですまない。鍛えてきます。
トイレは数も多く綺麗でした。劇場ロビーには自販機がなく、劇場内の待ち合わせスポットに一台しか設置していない模様。
周辺はオペラシティもあるので飲食店やコンビニなどには困りません。劇場向かいの道路にある武一に開場前に駆け込んで、ラーメンを流し込んでから向かう謎のルーティン。
白湯がメインのお店ですが濃厚白湯の方はあっさりしすぎてたので、鶏骨醤油そば(黒)の方が好みでした。こってり感がちょうどよい。
グッズ
パンフレットもブロマイドもレトロな雰囲気でとても可愛い!ブロマイド収集大好きおたくは久しぶりに推しの写真がたくさん手に入って満足。コーヒーカップに口つけてるの…あざとい…可愛い…ずるい…南出泉コンビ好きなのでふっきーさんのも買いました!
あとプレミアムチケットを購入すると工芸茶と原作の石原先生の漫画が載った冊子がついてくるのも嬉しい。お土産つきの舞台なんて初めてだ。
トークレポ
キネマ後に行われたトークイベント。
印象に残ってるお話を書き出してみました。記憶を頼りに書いたので、こんなようなことを言ったよ〜って要約してます。完全に自分用備忘録です。
☆2/20
味方良介さん 溝口琢矢さん登壇
・平日の昼間、水曜日…皆さんご職業は不動産?と開口一番笑いをとるお話上手な味方さん(初めまして)
・溝口さんは見たものなんでも口にするらしい
・溝口さんが演出家さんと時間をかけてつくったものを味方さんは「思い」がわかってるならと一発OKですごいというお話でご満悦な味方さん。殿がご機嫌でなによりです(初対面)
・褒め返しで溝口さんは23歳なのにしっかり(?)してるよ、自分なんてその時赤ちゃんの役やってた!とまたまた笑いを巻き起こす味方さん。
・溝口さんはやっぱり映画の上映中後方の客席で見ていた。そんな気はしていた。(客席にどんどん絡みにいくタイプの方なので)
☆2/22
溝口さん 岸博之さん登壇
・岸さんはアクティブでスキューバダイビングがご趣味。
・生魚を捌くのに熱心な溝口さん「海に潜ってると周りの魚捌きたくならないんですか?」
・捌きたくなるから共存できないし潜らないらしいです。
・劇中、上手にあるセットの上に上がることがないのでアップしてる時はテリトリーにしている溝口さん。「岸さんがテリトリーに入ってきた!」テリトリーって言い方が動物みたい笑。わんこ。
☆2/25
溝口さん 野尻大介さん登壇
・24日のトークではふっきーさんが「みぞたくマイペースだと思う人ー!?」と観客に問いかけるくらい溝口さんの話題ばかりだったらしい。
・野尻さんはゲームが趣味。休日は周りに食べ物を置いてゲーム。ジムにも行っていて筋肉と軽く対話するくらいに筋トレをなさっている模様。
・2年前のドラクエの発売日に店頭に並べなくて落ち込む野尻さんの話。溝口さんは店頭には並ばない派。お二人とも好きらしくゲームの話題一色。
・野尻さんの役は役者さんを目指すようなボーイさんというような設定。
作品のテーマについての感想
「人の思い」をテーマにした作品ということでとにかく登場人物の人間模様が濃厚でした。それぞれの関係性が深くて掛け合いが面白いです。この人とこの人はどうなの!?っていろんな組み合わせでどんどん妄想が膨らんでいくのはBL原作ならではなのでは。たのしい。
キノドラマの後半には思い悩んでいた人々がみんな自分の中で決着がついて吹っ切れていたので後味は良かったです。
劇中はいろんな印象的な台詞があったのですが、わたしはキネマで烏鷺が人の心が満たされたり乱れたりする様子を川の流れのようだと例えているくだりが好きです。
人の感情を自然現象と捉えて、向き合える人って良いですね。歳を重ねるにつれて荒波に耐えうる策を覚えてはいくけど、人間だもの。
荒れ狂う醜い感情も全て自分だから仕方ないって受け入れられる人間になりたいです。短所ってなかなか変えられないから受け入れて伸ばしていくしかない。
こうやって思いが交錯して絡み合っただけにならないようにするには、できるだけコミュニケーションを取ることが大事だなぁって思いました。他人とはもちろん自分自身とも。
結果はどうであれ相手に自分の考えてることを伝えることはいつも前進するきっかけの一歩になることが多いですね。意志表示大事。
役と出演者について
出泉と南のコンビが好きだったので2人をメインに残しておきます。
出泉…藤原祐規さん
ひょうひょうとしていて、自分の知りたい!という欲望に素直で憎めない人。「絵師らしく見たものそのままを描けばよいものを」と言われてしまうくらい人の心を覗いてそれを自分の糧にしてしまう貪欲さが愛おしいです。
笑わせる場面とストーリーを進行させる場面のメリハリがすごい。役も藤原さんご自身もとても魅力的でした。
藤原さんのお芝居を観るのはP3WM以来なのですが、最初全然気づかなくてびっくりでした!その時は俳優さん全く興味なかったので。それにP3WMで真田先輩に感じた、面白いんだけどどこか客観的で計算されているユーモアセンスを今回も感じてそれが彼の芝居の持ち味なのかな?と勝手に解釈してすっきりしました。間違ってたらすみません。
南…溝口琢矢さん
南くんはストーリーテラーで作品と観客を結ぶ窓口的存在。溝口さんはストーリーの語り手役を担うことが多いのですが、世界観への誘い方が自然で上手いなっていつも思います。
この人すごかった〜!面白かった〜!って強烈な印象を残すタイプの方ではないですが、なんでもそつなくこなす縁の下の力持ち的なお芝居が魅力なのです!!初日までにしっかり仕上げてきて常に安定したお芝居を観せてくださいます。プロ。
南くんは真面目で裏表がなくて、人の心の氷を自然と溶かしていく好青年。南くんの優しさは誰かのためじゃなくて自分がしたいからする意志の強さがあるから、ブレないし誠実に感じられて他人に響くのかなぁって思いました。
南くんが場にいるとほっとあたたまる(ツッコミ的な意味でも)作品のホッカイロみたいな存在。ほんとにホッカイロだったら出泉先生のポッケに入れられて連れまわされちゃいそうですが笑。
南くんで印象的だったのは、出泉から人の醜い部分を見るのは嫌?(台詞忘れました)と問われて「見られた側のことを思うと…」と答えたところが彼の優しい性格が出てて良いなぁと思いました。
人に触れて欲しくないだろうものには触れないのも正解。だけど今回のは第三者が踏み込まなければ解決しなかったし、南くんも「余分なものも必要」なんだと考えるようになって、人として深みが増したのでは。
女性陣
公美子さんは上品で美しくて、彼女の「今日までこの地位でいたことがせめてもの意地だった」という台詞に気高さを感じました。衣装やヘアメイクもとても素敵だった〜!キラキラ!
女給さんは初めての舞台のお仕事だったみたいなのですが、自分じゃなくてちゃんと女給さんという役になっていたのがすごい。アイドル特有のあざとさがなくて、凛とした清潔感ある可愛さで癒されました。
インタビュー/ゲネプロ記事
舞台『怜々蒐集譚』稽古場レポート&溝口琢矢さん、藤原祐規さんインタビュー! | アニメイトタイムズ
溝口琢矢さん&藤原祐規さんが描く大正浪漫ミステリーの世界とは?『怜々蒐集譚 Reirei Syusyu Tan』 - NorieM JapanNorieM Japan
溝口琢矢×藤原祐規×味方良介が、人の“想い”が紡ぐ謎に迫る大正ロマンミステリー『怜々蒐集譚』 | 【es】エンタメステーション
最近買って良かったもの〜2019冬
はてブといえばこの話題。
一度は書いてみたいと思っていたのですが、読むのは楽しいのに書くのは難しいぞ!?モノを魅力的に紹介できる人ってすごいですね。しかしせっかく頑張って書いたので上げておきます。
では、さっそく最近読んだ本からどうぞ。
◇しいたけ.の部屋◇
しいたけ占いのしいたけさんのエッセイ。
一人でぐるぐる思い悩みがちな人は一度騙されたと思って読んでみて欲しいです。
この本を読んでがんじがらめに考えてたことがすーーっと解けて、いろいろ細かいこと気にしすぎなんだなぁって入れ過ぎな力を抜くヒントになりました。
「縁は半分以上勘違いだけど、出会いの意味を見つけようとすることで生まれるもの」(p36)という考え方は目からうろこでした。
わたしの場合、人間関係って嫌われたら嫌だし面倒だから踏み込みすぎないようにしようと消極的に考えてしまうのですが、そういったマイナス思考になった時のために頭の片隅に入れておきたいです。
◆大人の語彙力ノート◆
ブログや推しへの手紙など文章を書く機会が増えたので語彙力を養いたくて購入しました。
一言で言うならビジネス敬語入門書。
すでにビジネス敬語が備わっている人でも、いろんな言い換えが載っていて参考になるかも。言葉の語源や意味もわかりやすく紹介されていて理解や知識が深まるし、本文の文字が大きいので普段本を読まない人でも読みやすいと思います。
◇& honey ディープモイストヘアオイル◇
https://s.cosme.net/product/product_id/10145460/sku/973786/image/510238
アマゾンさんで売ってなかったのでアットコスメさん貼っておきます。
ソニプラで見かけて衝動買い。冬場の乾燥で髪の毛がパサパサだったので、水分量に着目というキャッチコピーに惹かれました。これを使うと取れかけのデジパーが戻るので良きです。つやつや〜
ただしにおいがものすごく香るのでお気をつけいただきたい。つける量を間違えると大変なことに…限定品のチェリーブロッサムの方がにおい控えめだったのでそっちを買いました。もう少しお上品なにおいにして欲しい。頼む。
◆くるんと前髪カーラー◆
これもソニプラで一緒に買いました。レジ横にあったから…(店側の思う壺)化粧してる間にこれをつけて置けば朝の時短になると思って。前髪が上がって化粧しやすいし一石二鳥でした。
もともと太くてコシのある髪の毛だからか、水つけてなくても夕方までちゃんとくるんってなります!リーゼの内巻き作れるシャワーやケープみたいなスプレーと併用すればもっとくせつきそう。
推しをどこまで推すか考える
テレビもネットも某国民的アイドルの活動休止の話題で持ちきりの今日この頃ですね。ファンの方にとっては本当に本当に残念なことですが、長い間お疲れ様でした。
どこがゴールかわからない道を何年も走り続ける並外れた精神力は一般人の自分には想像を絶します。またグループとして活動再開されることを心からお祈りしております…!!
さてさて、今回の活動休止の話を受けて、推しは推せるうちに推せ!という内容のツイートも流行ってますね〜!
もちろんその通りなのですが、自分の推しが今回のアイドルさんと同じように人生と芸能活動がイコールになるくらい長く続けていくとした時に、自分はどこまで推しを推していけるんだろうという疑問が浮かびました。
推しの俳優活動が終わるまでずっと見届けられるのであれば良いのですが、なかなかそういうわけにはいかないですよね。たぶん。
なので、推しがこうなるまでは絶対見届けるぞー!という目標を立てようと思います。
ちなみにわたしは昔、声優の梶さんのファンだったのですが、その当時は友達や知り合った人に梶さんの話をしても全然通じなかったのが悔しくて「梶さんがおたくだったら誰でも名前を知ってるような有名人になる、もしくはヒット作の主人公の声をあてるまで応援するぞー!」と決めていました。そしてその夢は叶ったので他界しました。
言うまでもなく、すごいのはご自身の力で頑張って有名になった梶さんなのですが、推しへの理想像や目標があると悔いが残りにくい気がします…!
で、今の推しも誰でも知ってる有名な舞台俳優になったら一区切りかなぁと思ったのですが、「日比谷にある某大きな劇場で主役級の役でスポットライトを浴びる推し」を観るまでにしたいです。できれば。
これはこの俳優ブロググループに参加されている方のほとんどが推しに望んでいることかもなので…険しい道かもしれないですが推しなら近い将来絶対に立てると信じて、夢は大きく持ちます(勝手に)
とりあえず今回はこの時こんなこと思ってたんだーという自分の備忘録としてあげておきますという日記でした。
今年やること
2019年の抱負が全く思いつかない謎。
わたしは計画を立てて1つ1つこなしていくより、思いつきで行き当たりばったり、ハラハラドキドキな生活を好むようです。
とにかく刺激がないとダメですね。だから強制的に外に出なきゃいけないこの趣味が楽しいと思うのかもしれないです。もし3次元のおたくやめたらカッピカピに干からびそうです、わたし。
ガチなおたくはおたくをやめたら余計に病むからやめたらいけない。ほんとに。
さてさて、本題に戻りますが、観劇回数などは私生活考慮して無理ない範囲でいつもチケット取ってるので、 自分にできることでできてない応援ってなんだろうと考えた結果が
推しの出演する舞台の感想をツイッターに上げる。
これでした。
関係者のエゴサや同担さんの目に入って解釈違いで不快にさせたら嫌だなと思って、どうしても鍵垢や検索よけをしてしまうのですが、今年は差し当たりないかるーい感想のダイマツイートをしてみようと思います。
キービジュアルのポスター添付して観に行ったよー!楽しかったよー!くらいの軽いつぶやきでも何かの足しにはなることを祈って。
応援してます!って口だけなのはよろしくないのでせめて無銭の宣伝活動だけでもしたいです。この感想ブログも含めて。
推しをサポートしたい。
あとはとにかく楽しむ。
劇場でチケットの半券をもぎってもらう時の、これから異次元体験するぞ〜ってゆーワクワク感が好きです。
新年一発目の現場に行く前に書きたかったのでいつにも増して薄い内容になってしまったけどブログって日記みたいなものだからいいよね…!?現場行ってきまーす。
2018年 観劇まとめ
今年1年のおたく活動総括です。
まだ書いてない舞台の感想をブログに残しておきたかったので、ついでに1年を振り返ってみました。ゆくおたく くるおたく。
1月〜2月
某アイドルユニットのツアーで毎週現場、毎週遠征の日々。交通費節約のために初めて1人でLCCの飛行機に乗りました!そこまで安くないけど時間が選べたのでジェットスターで。これで北海道や九州遠征も怖くない。
そして、ツアー最終日の翌日、思い出との等価交換で視力をガクッと失う。無理よくない。
4月
【アニメ座 ハイブリッド】
◆アニメキャラ芸人が集結してとある国のお家騒動を解決するお話。
さすがよしもとの芸人さん、その場のノリで楽しめちゃう。小中学生男子の休み時間のようなくだらない(最大級の褒め言葉)笑い好きです。
俳優さんたちの2.5舞台で磨かれた殺陣がかっこよくて、最後はちょっと熱い。夕方に放送してたテレビ東京のアニメを見てるような懐かしさがありました。
◆溝口琢矢さん扮するアモン様(王子)と寿里さん扮するシオス(家臣)のやりとりが親子みたいでひたすら癒しです!寿里さんの安定した包容力と溝口さんのまっすぐで熱い主人公力が出会ったら無敵すぎる。
ヒール役の日替わりの俳優さんも豪華で、個人的には植田圭輔さんの中性的な雰囲気が1番好みでした。出演舞台の休演日にゲスト出演した後、終演後にハイタッチまで行う植田さんすごすぎる。お身体大事になさって…!
5月
【Indigo Tomato】
『Indigo Tomato』| 2018年5月23日〜@東京 博品館劇場 / 大阪 サンケイホールブリーゼ
◇今年観た中で1番世界観に引き込まれた舞台。まず着席すると青一色のライトに照らされてたステージが目の前に広がって、美しさに感動します。例えるならペルソナ3のベルベッドルーム…まさにあれです。音楽も生演奏で耳も目も全て綺麗なもので満たされるセラピー空間でした。
演者さんそれぞれ違う声域で、怒ったり喜んだり感情豊かな歌声で舞台が色づいていくようです。剣幸さんの力強くて華やかな歌声に胸も目頭も熱くなりました。素敵すぎる。
◇ストーリーは障害を持つ青年が幼少時に突然母親がいなくなってしまって、周りの影響を受けて成長していく姿が明るくポジティブに描かれていてとても気持ちのよい内容でした。
家庭環境が複雑な話ってどうしても同情を煽ったり否定的な表現が多くて悲しくなってしまうのですが、この舞台では、母といえど1人の女性で今まで自分を犠牲にして頑張った分新たな人生を生きていいんだよ、って放棄してしまったお母さんを肯定してるように感じました。他者を認めて幸せを願えるってなかなか難しいけど大事。
6月
【ジョン万次郎】
◆もっと歴史を〜シリーズは初めて観劇しました。が、舞台を観にきたというよりテレビドラマを見てるような感覚でした。場面転換が多くてサラサラっと年表のように駆け抜けていくような流れでした。
ジョン万次郎という人物を掘り下げると同時にその当時に何が起きて、どうなったっていう時代の流れをわかりやすくしているのかな??小説というより歴史の教科書を読んでるかんじかな??なので、ここの作品は好き嫌いがはっきり分かれるのかもしれないですねー!(だって毎回虚無リンピックにノミネートしてるから…)
演者の方々はみなさん個性的で親しみやすい役作りをしていらして、良い舞台をつくろう!という熱量がビシビシと伝わってきて、これが画面越しじゃなくて劇場に赴いて芝居を観にいく醍醐味だな〜って改めて実感しました。みんな熱い!
◆万次郎は台詞の量が多かったり表情がくるくる変わったり、連日演じ続ける溝口さんの体力精神力がすごいです。毎日魂を削っている。
最初はただ好奇心だけで動いていた万次郎が、だんだんと知識や大人社会の立ち振る舞いを身につけてたくましく成長していく姿をしっかり感じられました。特に日本に帰ってきて嫁さんを貰った後にちょっと関白感出てくる感じがリアルで好きです笑。
個人的に好みだったのは石原壮馬さん扮する五右衛門(万次郎の同郷の仲間)見た目はガッチリたくましいのに、中身は慎重派なギャップがあって、目上の人の前では床につくくらい頭を下ろしていたのが良かった!彼だけはずっと万次郎の心配をして慕ってるところもわんこで可愛いんです。方言や着物をよれっと着こなしてるのも雰囲気があって魅力的でした。
それと荒木宏文さん、石賀和輝さんの主人公の肩を持たずに突き放す役柄がかっこ良かったです。ぶれない心情を持ってる憎まれ?役って見ていて清々しくて良いですね!!
8月〜10月
この3ヶ月は感想を書いてあるので、よければこちらをどうぞ…!
11月
【熱血硬派くにおくん 乱闘演舞編】
SOLID STAR プロデュースvol.16「熱血硬派くにおくん 乱闘演舞編」
◇始まる前はすごく昔のゲームだし、公式からの事前情報が少なくてどんな舞台になるのか不安だったのですが(せっかく素敵な作品を作ってらっしゃるのでもっと精力的に宣伝して欲しい!!)蓋を開けたらすごく面白かった!
頭を空っぽにして観れるコメディ。これもまさに小二病(最大級の褒め言葉)な脚本。わかりやすい単純な笑いが好きなんです。なぜならわたしも小二病だから!大人が童心に帰って楽しめる舞台です。
◇ストーリーはくにおくんと仲間たちが他校のヘッドたちとサッカーやドッジボールなどなどゲームのタイトルになっている競技で対決してゆきます。
ドット絵ゲームキャラの独特なシルエットやカクカクした動きだったり、派手な照明や小道具を使わないで紙のボールを黒子さんが持って移動して、ボールの動きを表現したり昔のゲームならではのレトロ感を出すこだわりを随所感じました。
◇キャストさんに関しては、くにおくんが怖かっこよくて(不良飛び越えて龍が如くに出てくる方に近かった笑。くにおくんというよりむしろくにおさん…*1 )ごうだの秋沢さんの自由すぎるアドリブとか(音楽に合わせて急にエアギターやりだして目玉飛び出たよ)才川コージさんが才川コージさんでしかなかったりとかキョウコが姉御可愛かったりとか!魅力的な方々ばかりでした。次回作期待してます。
来年につづく。たぶん。