ドリフェス!衣装展 まとめ

今まで行ったDear Dreamの衣装展示の写真を載せていくだけの思い出記録です。

青様担当なので全体的に画像が青いです。むしろ真っ青です。自分だけが楽しいやつです。


キャンディブロックR (ソラマチ)

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カラフルなトラシグちゃん

 

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みんな大好き!ひらひらマントの王子様!

 

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ネームプレートに滾るおたく

 

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見えてますよ♡


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慎くんにクレープあげてきました。

 

 

キャンディブロック(ナンジャタウン)

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カラフルトラシグ 再び

この奇抜な柄の服を現実にした衣装さんは本当に凄い

 

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ネクタイがキラキラ


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マネキン氏がムキムキすぎて強そう

 

 

ライジングスター クールプリースト(サイエンスホール)

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大型合わせでレイヤーがやりがちな構図

 

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フレッシュ感溢れるノースリーブ、良き


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もはやなんとかレンジャーにしか見えない

 

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憧れのクールプリースト様、満を辞して降臨

 

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この衣装のブロマイドは家宝にしてます

 

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君に見せたい景色、たくさん見せていただきました。

お疲れ様でした〜!

 

舞台感想『花園 HANAZONO』

4月から座 高円寺で上演された「花園」観劇して参りました。

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まずメインビジュアルが雰囲気があって良いです。展覧会のポスターみたいなお洒落感。

このポスターを載せたいがためにブログを書こうと思ったと言っても過言ではないです。

その割に写真映りが悪いのはわたしのセンスがなさすぎるのと、一人で突っ立ってパシャパシャ写真撮るのが恥ずかしいからです。インスタ女子にはなれない。

 

初めに会場の座 高円寺について。

高円寺がちょっとアクセスしにくいですが、会場自体は駅から線路沿いに一本道でわかりやすかったです。

カフェや飲食店、コンビニ等がたくさんあるので食事には困りませんが暇つぶしする場所はあまりないです。

せっかくなので、劇場近くでここでしか食べれないお店はないかなぁと調べて「山と樹」というラーメン屋さんに行ってきました。

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縮れた太めの麺がもちもちで美味しい!チャーシューは肉厚!あっさりしたスープなので毎日食べられそうです。ちょっと辛口な醤油味でした。

 

会場は二階にカフェがあったり、とてもおしゃれで綺麗でした。トイレは地下にたくさんあって、メイクコーナーと別れていて混雑せずにとても便利。

 

座 高円寺1はキャパ300以下の小劇場で、1番後ろの席でもオペラグラスなしで演者さんの表情が確認できると思います。逆に〜2列目とか前過ぎると見えないところが出てくるので、4〜6列くらいのセンブロが1番見やすいかなと思いました。椅子はまぁ硬いです。仕方ないよね。

 

次に舞台の内容について。

まず、開場時間に劇場内に入ると出演者の方々が舞台でアップをされていました。

天井に話の核となる大きな根のように絡んだ木の枝が吊るされ、軽いスモークと音楽が流れていて、始まる前から幻想的な空間が創られてます。

なんか美術館にいるみたいでした。さすが空想18年。こだわりがすごい。

 

お話はざっくり言うと、息子を失った悲しみで花の怪物となった八条院(悠未ひろさん)という位の高い女性が、自分が主である荘園に人々を誘い込み、操っていたところに、父と兄を探す「私」がまぎれ込んだのをきっかけに園が崩壊。操られていた人々は自分を見つめ直し、探す旅に出る。つまり人生。

 

話の中心となるのは、「私」の歌声に一目惚れした荘園の長 竜胆(溝口琢矢さん)

八条院に操られているせいか、常に厳しい表情をしていて話す内容も冷酷。

ころころ表情の豊かなお芝居が魅力の溝口さんなので、最初観た時になんでこの役のオファーが来たんだ?ん?と思いましたが、話が進むにつれて、心の葛藤や感情を取り戻していく竜胆の表情を観て納得。クールでかっこいい役も良いね。

それとただかっこいいだけでなく、八条院様の母性本能をくすぐるような青年でないといけないので、これははまり役!と思いました。

 

八条院役の悠未ひろ様、怪しげな色気が漂っていて美貌や歌声にうっとりでした。ヴィランズとしてディズニーハロウィンのフロートに乗っていても違和感ないです。そのくらい魅力的な悪(と言っていいのか?)役。ソロステージではオーラに圧倒されて、震えました。

溝口さんは元宝塚の方と共演することが結構あるので、宝塚に興味のある私には嬉しいです。いつか生の宝塚を観たいとずっと思っているのですが、観たら絶対ハマって抜け出せないので行けてません。

 

そういや、この作品で初めて贔屓の役者さんの生キスシーンを目撃したおたくです。今回は可愛らしいぴゅあぴゅあなかんじだったのですが、さらに年齢を重ねたらもっと濃厚なお芝居に挑戦されたりするんですかね…ひゃ〜!

絶対口ついてないキスからのとりあえず並んでベッド入ってるだけの朝チュンしか経験してこなかったジャニオタなので、刺激が強すぎました。恋愛物は苦手なんだなぁ。精神年齢コロコロコミックだから。少コミ読めない。

 

今回もう1組の男女もキスシーンがあったのですが、いやもうそれがすごかった。

強引にか細い女の子の唇を奪っていく多聞(吉高志音さん)におたくは目玉が飛び出ました。

え、これ見てもいいやつ??え??(指の隙間から見るあれ)何回見ても衝撃すぎて慣れませんでした。そのくらい熱が入っていたということでしょうか。

 

吉高さんは今回初めて拝見したのですが、スタイルが良くて、少し濃いめな甘いお顔立ちはもちろん、ビブラートの効いた歌声がロマンチックで、自然な感情表現のお芝居が素敵でした。

まだあまり舞台には出られていないようなので、どこにいたんだこんな逸材!と思って調べたら、あの加藤和樹と同じ事務所で加藤和樹から発声のトレーニングを教わったという記事を発見。納得。リューンにも出られるようなので、これから注目な俳優さんなのかな。

 

 

 

おわり

 

舞台俳優おたくから見たKING OF PRISM

今まで毎週のようにあった現場がなくなって時間と情熱を持て余すおたくの雑記です。

次の現場まで1ヶ月半。それが終わったら2ヶ月くらい現場がないという事実に打ちひしがれております。ヤク中だからいきなり薬止められたら暴れ回るよ。餌くれ。わんわん。

 

でもちょうど良い機会なので、転職とか、推し以外のコンテンツをゆるゆる嗜むかなと思い、手始めにこの春から上映している KING OF PRISM Shiny Seven Starsを観に行くことにしました。

わたしはもともとアイカツおばさんで女児アニ繋がりでプリティリズム レインボーライブを見ていたので、キンプリの過去二作も視聴済みです。

 

この記事ではわたくし3次元舞台俳優おたくの性質と絡めつつキンプリの良いなと思うところを挙げてみます。

 

 

その1.お出かけしたい欲が満たされる

キンプリは映画館でのロングラン上映や応援上映を1番に楽しまれてきたコンテンツ。常に劇場に缶詰で現場行きたがりの観劇おたくに映画館のハードルは低め。なので、軽率に映画館へ行っちゃいます。

映画館の座席に座ってポップコーン片手に、長いCMを乗り越え、始まりを待つワクワク感良いですよね。

しかも映画館だから、椅子がふかふかで首やお尻が痛くならない!どの席から見ても全体が見えるから座席ガチャをする必要がない!!チケットも当日見たくなった時にすぐ手配できて、家の近くで見れる!お手軽!

 

その2.迫力のプリズムショー

今回は地上波テレビ放送もされており、動画でも充分にショーの素晴らしさは伝わりますが、やはり劇場で見るプリズムショーの臨場感は半端ない。

劇場でキンブレや声援を送りながら見るプリズムショーは3次元のコンサートに引けを取らないキラキラドキドキ一体感が味わえます。

まるでジャニーズアイドル舞台を見てるかのように(滝沢氏プロデュースの舞台とか)とにかく華やか!!様々な音楽ジャンルやバラエティに富んだプリズムジャンプに絶対に一人はいいなって思えるショーが見つかります。たぶん。

プリズムジャンプは観客全員へのファンサ。みんな平等。プリズムの煌めきは平和な世界。

 

その3.他の作品にはない独特な世界観

キンプリは女性向けアイドルコンテンツなのに、きゅんきゅん乙女ゲーイベントがほとんどないのです!もちろんそーゆーコーナー(笑)もあるんですが、それはそれで好きな人は妄想して楽しめばいいし、苦手な人でも(わたしのこと)え、なにこれ面白い!って思えるような展開なので自由度が高い!

初見はなんでそこでそーなった!?!?って常にツッコミを入れたくなること受け合い。

 

今回はメインの登場人物一人に一話当てられていて、それがとても丁寧に愛にあふれ描かれています。もうみんな好きになっちゃいます。もはや嫌いなキャラとかいない。みんな個性的で魅力的。

わたしはユキ様の話が特に好きでした。もうずーーーっと泣いてた。自分の殻を自分で破って高みを目指していく、羽生結弦選手のようなストイック男子が好きな方、ぜひ。

 

たくさんの推しと一人の担当

今やインターネットで推しという言葉を見かけない日はないというくらいおたくの世の中で広く使われている「推し」という言葉。

わたしも検索除けや文字数が短縮できて楽だったり、とにかくみんなが言ってるからという理由で使っているのですが、なぜだか違和感を感じています。

 

そもそも推しという言葉の意味は?語源は?使い方合ってる??

もともとは女性アイドル界隈で使われていたのによく知らないくせに流行ってるからというだけで軽々しく使っていいのか!?

と様々な疑問が浮かんで来たので、インターネットの海を泳いで調べてみたところ、こちらの記事が疑問を解決してくださいました。

 

 

この記事の意見を参考に自分なりの推し担当論を語らせていただくと、

わたしは小さい頃からジャニオタだったこともあって、好きな人ものをどんどん増やして愛でることより、一つのことをずーーっと好きでいる文化で育ちました。

 

ジャニオタにとって担降りは切腹するような重みがあり、複数担当がいることは二股だ!なんてされているくらい一途で過激な世界だと思っております。(今この界隈がグループ全員!とかシンメ推し!とか多様化、緩和されてるのは推し文化と融合したからかもしれないです)

 

今、好きでいる俳優さんも彼一人だけを残りの少ないおたく人生をかけて見守らせて欲しいという気持ちで応援しているので、わたしのおたく活動は「推し」ではなく「担当」に近い感情だったから違和感があったんだなぁと納得しました。

 

もちろんどちらが良い悪いという話ではないです。が、せっかく住み分けできる言葉があるので使い分けていくのは良いかなぁとは思います。

推しって使う人はたくさん好き、一人に一途でいたい人は担当って使ってたら、この人とは価値観が合わなそうだから必要以上の交流は避けようってわかって地雷避けになるかも??

 

そういえば、この推し担当論を考えていて、わたしの友人で常に新しいジャンルのイケメンをスカウトしていくホストクラブオーナーみたいなおたくがいるのですが、彼女に対して別の友人が「〇〇は好きなキャラを名前を付けて保存していくから本命がどんどん増えていく」と例えていたのを思い出しました。

 

これに則ると、よく恋愛コラムで男の恋愛は上書き保存と言われるがゆえ、好きな女の子との物語が一度終えても忘れないで好きな子が増えていくし、女の恋愛は新規保存と言われるから、一回担降りという儀式を行って新たな人に嫁ぐという行動に出るのも納得??

 

まぁこの恋愛心理学?みたいのに当てはまらない人なんて世の中に大勢いるのでこじつけですね!!

ちなみにわたしは新規保存派です。別れたり振られたり余計な情報はすーーぐ消去しちゃいます。

 

あぁでもわかってしまったからこそこれから推しという言葉が使えない…どうしよう…

ほら…担当ってやっぱりジャニーズかアイマスかみたいなところありますよね。歌舞伎俳優さんみたいに贔屓って使えばいい??困った…(永遠に続く)

 

イベントレポ『夜な夜なバチェラー飯』『歴タメLive第4弾』『アニメ座ハイブリッド』

3月はほぼ毎週現場でした。

しかも今この記事の下書きをしている時点の週末にもイベントが控えております。

冷静に考えて毎週推しが見れるってすごいですよね。推し確定ですから!!お金を払えば見れる!ありがたい!

 

毎度ながら基本メモを取らないのでほわっとしたレポですがここ面白かったな〜って記憶の共有ができたら幸いです。

 

▽目次

 

3/10 バチェラー飯

◇場所は関内ホール

このイベントもホールも初めましてでした。

キャパ1000くらいある大きめな会場ですがホールの作りが良く肉眼で全然楽しめます。お尻も痛くないし、市街地にあるので時間潰しにも困らない!ただし帰りの駅のトイレには期待してはいけない。

◇番組自体が俳優さんご本人の特技などを取り入れたバチェラーという謎の役を演じるシュールな内容。イベントでもバチェラーとして登壇していて、皆さんちょっと斜に構えたようなこそばゆい喋り方で話す謎空間でした。が、ゲームコーナーが始まったらほぼほぼキャラどっかいってました笑。

 

◆イベントの内容は番組を振り返るトークコーナーとバチェラーの頂点を争うキングオブバチェラーというゲームコーナーで構成されていて、ほぼゲームコーナーが目玉です。

◆最終ゲームの「バチェラーさんが転んだ」はいかに面白いポーズをして爪痕を残すかが目的のゲームのようになってしまって観てる側の腹筋が持たない笑!

司会の方の持っている薔薇を取るために前進しなくてはいけないのにスタート地点からどんどん後退していく八神さん。微妙な中腰で止まってしまいゴリラ!ゴリラ!といじられ、最終的に人類の進化のポーズを体現するゲームになってしまった株元さんは伝説的に面白かったです。

あとアクロバティックな奥谷さん。寿司バチェラーの名にふさわしい寿司を握るポーズで詰め寄る設定に忠実な溝口さん。もう両部とも見所がありすぎて目が足りない。

◆ちなみに1部は株元さん 2部は溝口さんがキングでした。ほんとに皆さんサービス精神旺盛で終わりの見えない戦いだったので比較的冷静ぽく見えるこのお二方が終わらせたの納得。

◆夜公演一発ギャグが得意と自己申告された矢部さん奥谷さん富田さん(溝口さんに台本に書いてあったと告発され強制)の3人が集まって披露したのですが、奥谷さんが面白い。誰でも受け入れられそうなギャグセンスと臆しない強靭な精神力。細貝さんのナレーションの真似をしたり芸達者な方だなぁって思いました。

 

◇グッズのブロマイドは事前販売の時点で売り切れがありました。夜公演後はほぼ完売。事後通販してくださってますが次回行かれる方はお気をつけください。

◇もっと詳しく知りたい方はプロの書いた記事をどうぞ。

溝口琢矢、前山剛久、矢部昌暉らが登場! 大爆笑が止まらない『夜な夜なバチェラー飯』イベントレポート|numan

八神蓮、前山剛久ら12名が「No.1バチェラー」の座をかけて競う!「夜な夜なバチェラー飯」イベントレポ&名珍場面ショットをUP | スマートボーイズ

 

 

3/15〜 歴タメLive 第4弾 

◆会場はもっと歴史シリーズお馴染みのEXシアター。キャパのわりには見やすいけど前方のフラット席は前の人の頭が被って見えない率高いです。

◆前回に比べて客降りが増えてました!オープニングの通路だけでなくMスッタ(偉人に扮した演者が歌って踊るコーナー)のコーナーでも後方まで通路を練り歩く偉人たちの姿が着ぐるみキャラのパレードみたい。大名行列ってこんなかんじなのかな。たぶん違う。

 

◇今回もMスッタと歴トーク(偉人のアメトーク)のコーナーは健在で安定の面白さでした。

特に陣内さん扮する真田幸村が父の真田昌幸大河ドラマ草刈正雄さんが演じたネタでゴリ押ししてくる!もはや陣内さんが草刈さんと名前を口にするだけで笑いが起きるレベル。笑いに貪欲すぎる。

あと、溝口さん扮する元気で無邪気な織田信雄と太田さん扮するチャラすぎる徳川秀忠も良い味出してました。おけまるすいさん。お二人とも甘えんぼ弟キャラぽいので息子役がはまってる!可愛い。

◇Mスッタも相変わらずクオリティが高い。作曲の方を見てなるほどなと納得。

TSレボリューションは唯一のソロステージなのに魅せる魅せる!煽りもあってか普通にライブに来たようにキンブレ振ってました。

KinGinKidsはジェットコースターロマンスのオマージュなのかな。2人ともさわやかな歌声とダンスで華があるー!1人おじいちゃんだけど!キレがすごい!

奥谷さんが最後バック転されて、面白くて運動神経も良いなんてすごいね。ハイスペックいけめん奥谷さん。おじいちゃん役に入り込む溝口さんの役者魂を感じつつ(入り込みすぎてヒヤヒヤしたよ!)介護をしている奥谷さんが本当に孫のようでした。

◇ヒガゲン スギゲンの映像コーナーはどっきりを仕掛ける2人が童心に返ったようにわちゃわちゃしてて可愛かった!例の私服バラバラは前山さんと杉江さんお二人がよく知る間柄ぽいので仲の良さに助けられたというかんじです。

 

◆あと物販の混雑が緩和されておりました。レジ全台にクレカ決済が導入されていて便利!歴タメはグッズが可愛いしお値段も適正価格なので気軽に買えるようになってありがたいです。

ちなみに大きすぎて収納に困ったLPフォトは100均で買った紙のボックスファイルに収納しました。うちわが入る大きさのボックスであれば入ります。

◆レポート記事

【公演レポート】“歴史上の人物”たちによる“なんでもあり”のステージ!「歴タメLive」第4弾(写真22枚) - ステージナタリー

もっと歴史シリーズ「歴タメLive第4弾」開幕、若手実力派俳優たちが熱演

 

 

3/21〜 アニメ座ハイブリッド

◇前回と同じく劇場はシブゲキ。シブゲキはどの席でも見やすくて、ロビーに自動販売機があるしアクセスもよくてほんとに便利。

◇アニメ座はアニメキャラたちが何でも屋をしながら架空の惑星が点在する宇宙を旅するという設定で、その惑星の住人を俳優陣が演じるという内容。お笑いとお芝居、毎公演白熱する大喜利対決と一粒で三度美味しい舞台です。

 

◆今回は前回のキャラのネタや話の核であるキューブの説明が省かれていた印象だったので今回から観た人はわかりづらかったかも。

出演者の中の人ネタもちょいちょいあるのですが、芸人さんのツッコミが上手いので元ネタがわからなくても安心して楽しめました。身内ネタは取り扱いが難しい。

◆観劇したのは溝口さん扮するアニメ好きでちょいちょい辛辣なネットスラングを放つ王子様アモンがゲスト出演の回。

約一年ぶりのアモンは相変わらず好奇心旺盛でなんでもペタペタ触っちゃう。人懐っこくて裏のない性格で場がほんわか和みます。

彼を中心としてそれまで舞台の上に点々としていたキャラたちがまるっとまとまって、ただ可愛いだけじゃないカリスマ性、わたしにはそう見える。それと声量がすごい。お腹から出てる声って気持ち良いです。

 

◆今回のキーパーソンは陣内将さんと久保田秀敏さん。物真似のレパートリーが豊富な久保田さん、相変わらず独自な視点で観客の笑いを誘う陣内さんお二人ともかっこよさを崩さず(久保田さんの顔芸は除く)スマートに笑わせるのがすごい。殺陣も迫力満点で見応えがありました。かっこいい。

飄々とした勘三郎(陣内さん)とストイックで頑固一徹な壮蔵(久保田さん)役柄は正反対だけど息ぴったり。これが阿吽の呼吸というものなのか。あとぴゅあぴゅあな井深さんが可愛いかった!

 

ゲネプロ記事。

陳内将、久保田秀敏、寿里、井深克彦、富永勇也がアニメキャラモノマネ芸人とコラボ!「劇団アニメ座ハイブリッド~めぐりあい・舞台~」が開幕、芸人の無茶振りvs俳優陣の演技バトル!! | スマートボーイズ

 

平日マチネとカフェの話

 

よく晴れた日の平日マチネが好きです。

世の中の人がお仕事してるであろう時間に観劇後の余韻に浸りながらぶらぶら歩いてるのって贅沢で幸せです。時間に余裕があると心にも余裕が生まれますね。心のゆとり、大事。

 

推し始めの頃はマチネだけ観劇して、買い物して、日が暮れるまでに帰る!という模範的な充実した休日を送っていたのですが、現在はガチオタになってしまったので、有給使って1日休むならソワマチしないと勿体無い!!ってついつい観劇マラソンしてしまうお金も時間もない貧乏人です。

それでもソワマチの空いた長い時間にカフェで何にも考えずにまったりぼーーっとできる時間はとても癒されてます。

 

ちなみによくマチソワ間の休憩で利用するチェーン店のカフェはエクセルシオールドトールと上島珈琲です。

利用客の年齢層が高めなのか、どの地域でも比較的店内が落ち着いていたり他の飲食店が混んでいても座れる確率が高い。

あと珈琲とフードが日本人向けの味付けでちゃんと美味しい!

 

最近はとある現場の休憩でフラッと入ったカフェで食べたピザトーストが美味しかったのがきっかけで、各地のピザトーストを食べあさるおたくです。

この春は久しぶりに現場遠征するので、遠征先でゆっくりして癒されるぞー!

 

舞台感想『怜々蒐集譚』

2月16日から上演された怜々蒐集譚の感想と一部レポです。 製作側のこだわりや情熱が詰まっていてとても見応えのある作品でした。ちなみに原作の漫画は未読です。

 

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なんか妙に画質が悪いのだけどこれしかポスター撮ってなかった。悲しみ。

このメインビジュアルも華やかで好きです。

ポスターの上段の桜に囲まれている3人 南 出泉 葛葉の付かず離れずな関係がとっても私好みでした。原作ではどう描かれているのか気になります。読もう。

 

内容は大正浪漫サスペンス。ポスターの椿に囲まれた3人 乙貝 烏鷺 公美子の3人のがんじがらめになった関係を周囲に潜むぞわっとする物の怪事件と絡めながら桜の3人組が探偵みたいに解いていく流れです。

 

劇場全体は洋燈で灯されたような怪しい雰囲気で素敵でした。例えるなら某ランドの某ーンデッドマンションのような。あんなかんじの綺麗でちょっとぞくっとするような空間でした。

 

映画と舞台の連動興業という企画については、舞台で2時間どっぷり腰を据えて世界観に浸って、映画でさらっと(内容はものすごい濃かった!)楽しめるのがちょうど良いバランス。

期間中に違う内容の舞台2本だったり、半年後続きやります!だと体力休日金銭あらゆる面で工面しないといけなくなっちゃうので。映画だと上映時間も短くてチケット代もお手頃で両方気軽に楽しめて良かったです。

 

さてさて前置きはこれくらいで、今回はいろいろ長くなったので目次を作りました。興味ある項目に飛んでください。

 

▽目次

 

劇場施設について

 

新国立劇場 小劇場 エンドステージ形式。

Dブロックからでも目がよければ肉眼で演者さんの表情を確認できます。音響もよく前方席にも段差があって見やすさに関しては申し分なかったです。

が、椅子が硬い!

全座席にクッションが用意されてましたが、わたしのお尻にはそれでもキツかったです。ヤワな尻ですまない。鍛えてきます。

トイレは数も多く綺麗でした。劇場ロビーには自販機がなく、劇場内の待ち合わせスポットに一台しか設置していない模様。

 

周辺はオペラシティもあるので飲食店やコンビニなどには困りません。劇場向かいの道路にある武一に開場前に駆け込んで、ラーメンを流し込んでから向かう謎のルーティン。

白湯がメインのお店ですが濃厚白湯の方はあっさりしすぎてたので、鶏骨醤油そば(黒)の方が好みでした。こってり感がちょうどよい。

 

グッズ

 

パンフレットもブロマイドもレトロな雰囲気でとても可愛い!ブロマイド収集大好きおたくは久しぶりに推しの写真がたくさん手に入って満足。コーヒーカップに口つけてるの…あざとい…可愛い…ずるい…南出泉コンビ好きなのでふっきーさんのも買いました!

あとプレミアムチケットを購入すると工芸茶と原作の石原先生の漫画が載った冊子がついてくるのも嬉しい。お土産つきの舞台なんて初めてだ。

 

トークレポ

 

キネマ後に行われたトークイベント。

印象に残ってるお話を書き出してみました。記憶を頼りに書いたので、こんなようなことを言ったよ〜って要約してます。完全に自分用備忘録です。

 

☆2/20

味方良介さん 溝口琢矢さん登壇

・平日の昼間、水曜日…皆さんご職業は不動産?と開口一番笑いをとるお話上手な味方さん(初めまして)

・溝口さんは見たものなんでも口にするらしい

・溝口さんが演出家さんと時間をかけてつくったものを味方さんは「思い」がわかってるならと一発OKですごいというお話でご満悦な味方さん。殿がご機嫌でなによりです(初対面)

・褒め返しで溝口さんは23歳なのにしっかり(?)してるよ、自分なんてその時赤ちゃんの役やってた!とまたまた笑いを巻き起こす味方さん。

・溝口さんはやっぱり映画の上映中後方の客席で見ていた。そんな気はしていた。(客席にどんどん絡みにいくタイプの方なので)

 

 ☆2/22

溝口さん 岸博之さん登壇

・岸さんはアクティブでスキューバダイビングがご趣味。

・生魚を捌くのに熱心な溝口さん「海に潜ってると周りの魚捌きたくならないんですか?」

・捌きたくなるから共存できないし潜らないらしいです。

・劇中、上手にあるセットの上に上がることがないのでアップしてる時はテリトリーにしている溝口さん。「岸さんがテリトリーに入ってきた!」テリトリーって言い方が動物みたい笑。わんこ。

 

☆2/25

溝口さん 野尻大介さん登壇

・24日のトークではふっきーさんが「みぞたくマイペースだと思う人ー!?」と観客に問いかけるくらい溝口さんの話題ばかりだったらしい。

・野尻さんはゲームが趣味。休日は周りに食べ物を置いてゲーム。ジムにも行っていて筋肉と軽く対話するくらいに筋トレをなさっている模様。

・2年前のドラクエの発売日に店頭に並べなくて落ち込む野尻さんの話。溝口さんは店頭には並ばない派。お二人とも好きらしくゲームの話題一色。

・野尻さんの役は役者さんを目指すようなボーイさんというような設定。

 

作品のテーマについての感想

 

「人の思い」をテーマにした作品ということでとにかく登場人物の人間模様が濃厚でした。それぞれの関係性が深くて掛け合いが面白いです。この人とこの人はどうなの!?っていろんな組み合わせでどんどん妄想が膨らんでいくのはBL原作ならではなのでは。たのしい。

キノドラマの後半には思い悩んでいた人々がみんな自分の中で決着がついて吹っ切れていたので後味は良かったです。

 

劇中はいろんな印象的な台詞があったのですが、わたしはキネマで烏鷺が人の心が満たされたり乱れたりする様子を川の流れのようだと例えているくだりが好きです。

人の感情を自然現象と捉えて、向き合える人って良いですね。歳を重ねるにつれて荒波に耐えうる策を覚えてはいくけど、人間だもの。

荒れ狂う醜い感情も全て自分だから仕方ないって受け入れられる人間になりたいです。短所ってなかなか変えられないから受け入れて伸ばしていくしかない。

 

こうやって思いが交錯して絡み合っただけにならないようにするには、できるだけコミュニケーションを取ることが大事だなぁって思いました。他人とはもちろん自分自身とも。

結果はどうであれ相手に自分の考えてることを伝えることはいつも前進するきっかけの一歩になることが多いですね。意志表示大事。

 

役と出演者について

 

出泉と南のコンビが好きだったので2人をメインに残しておきます。

 

出泉…藤原祐規さん

ひょうひょうとしていて、自分の知りたい!という欲望に素直で憎めない人。「絵師らしく見たものそのままを描けばよいものを」と言われてしまうくらい人の心を覗いてそれを自分の糧にしてしまう貪欲さが愛おしいです。

笑わせる場面とストーリーを進行させる場面のメリハリがすごい。役も藤原さんご自身もとても魅力的でした。

藤原さんのお芝居を観るのはP3WM以来なのですが、最初全然気づかなくてびっくりでした!その時は俳優さん全く興味なかったので。それにP3WMで真田先輩に感じた、面白いんだけどどこか客観的で計算されているユーモアセンスを今回も感じてそれが彼の芝居の持ち味なのかな?と勝手に解釈してすっきりしました。間違ってたらすみません。

 

南…溝口琢矢さん

南くんはストーリーテラーで作品と観客を結ぶ窓口的存在。溝口さんはストーリーの語り手役を担うことが多いのですが、世界観への誘い方が自然で上手いなっていつも思います。

この人すごかった〜!面白かった〜!って強烈な印象を残すタイプの方ではないですが、なんでもそつなくこなす縁の下の力持ち的なお芝居が魅力なのです!!初日までにしっかり仕上げてきて常に安定したお芝居を観せてくださいます。プロ。

 

南くんは真面目で裏表がなくて、人の心の氷を自然と溶かしていく好青年。南くんの優しさは誰かのためじゃなくて自分がしたいからする意志の強さがあるから、ブレないし誠実に感じられて他人に響くのかなぁって思いました。

南くんが場にいるとほっとあたたまる(ツッコミ的な意味でも)作品のホッカイロみたいな存在。ほんとにホッカイロだったら出泉先生のポッケに入れられて連れまわされちゃいそうですが笑。

 

南くんで印象的だったのは、出泉から人の醜い部分を見るのは嫌?(台詞忘れました)と問われて「見られた側のことを思うと…」と答えたところが彼の優しい性格が出てて良いなぁと思いました。

人に触れて欲しくないだろうものには触れないのも正解。だけど今回のは第三者が踏み込まなければ解決しなかったし、南くんも「余分なものも必要」なんだと考えるようになって、人として深みが増したのでは。

 

女性陣

公美子さんは上品で美しくて、彼女の「今日までこの地位でいたことがせめてもの意地だった」という台詞に気高さを感じました。衣装やヘアメイクもとても素敵だった〜!キラキラ!

女給さんは初めての舞台のお仕事だったみたいなのですが、自分じゃなくてちゃんと女給さんという役になっていたのがすごい。アイドル特有のあざとさがなくて、凛とした清潔感ある可愛さで癒されました。

 

インタビュー/ゲネプロ記事

 

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