2020年舞台感想

気づいたら最後の投稿から一年経ってました。現場がないってほどでもなかったけど(ありがたいことにほぼ春から秋に延期)コロナ禍で推しに手紙を出すことがなくなったせいかブログを書く気力も全く起きず…

このままだと一生何も書かなくなりそうだったので焦って下書きに残ってた舞台の感想を書き上げました!頑張った!

 

 

 

かがみの孤城 

8/28〜 atサンシャイン劇場

 

初めてのサンシャイン劇場

サンシャインの奥にこんな場所があったのかという驚き。これ土地勘なかったら辿り着けないのでは。念のため動画や写真つきで行き方紹介してくれてるブログを見てから行きました。

劇場内はとても綺麗で傾斜もあってとても見やすかったです。トイレたくさんある

1階サイド最後列でも見切れることなく舞台全体が見えました(さすがに表情は難しいのでオペラグラスは必須)個人的には前方席のが見切れて見づらいかも…。

さらに今回は感染症対策で舞台と客席の間にビニールが貼ってあって、ビニールのたるんでる箇所に演者さんの顔がかかるとぼやけて見えないという事件。前方席の旨みが全く感じられなかったよ…個人的には5〜10列くらいが1番見やすいかなぁ。

 

お話について

原作は未読。さわやか可愛いオープニングダンスから始まってなんだかファンタジーな雰囲気で楽しいな〜と思っていたら結構生々しい人間関係が描かれたお話でした。

メインの登場人物のほとんどが理由もなく一方的にいじめを受けたり親のエゴに振り回されていて、悪者がひたすら悪として描かれているのが見ていてつらかった…!

最終的に各々の悩みや願望を相手に伝えることによって解決していって、人間関係のもつれを改善するには話し合いが1番なんだなって思いました。実際、どんなに仲の良い間柄でも定期的に考え方とか今の状況とかを話し合わないとこじれるなぁと最近よく思います。それが上手くできたら苦労しないんだけど。

あと「嫌な場所からは逃げてもいい!」って考え方は自分で稼いで食べていける大人になってやっと選択できる気がする。結局世の中は金。

ちゃんと謎解き部分の伏線も回収されててハッピーエンドだけど観たあとに何か心にずしんと残るような…良い意味でも悪い意味でも心を動かされる作品でした。

 

役者さんはみんなお芝居が上手だったけど、キャラ濃い周りの人物に比べて主役二人がなんとなく無個性に感じました。メインターゲットの子供たちが感情移入しやすい様にわざとキャラづけ薄くしたのかな??

イケメン枠のリオンくん、登場すると春の野風のような爽やかな風が吹くようでした。半年ぶりに見た生の推しの笑顔が眩しすぎて初めてヒロ様の無限ハグを受けた時の一条シンくんのような気持ちになりました。推しのダイヤモンドスマイルでおたくの寿命5年は伸びるね。

それと作中でウレシノがフウカに対して「全然普通じゃないよ、こんなに可愛いんだから」っていう台詞にグッときました。え、そんなん言われたら誰でも惚れてまうよね!?ずるい。

リオンの「普通かどうかなんて気にするな」っていう台詞も結構世間体気にしすぎな自分には響く言葉でした。変なところで周りの目が気になる人なので。

 

 

 

 

イキザマ3

10/16〜  at 赤坂RED/THEATER

 

春に上演を予定されていて延期というかたちで無事観に行くことができました。前回のイキザマ3の評判が良くてどんなお話なのか楽しみにしていたのですが期待以上に良かったです。

お話の舞台は大学の応援団。

応援団というと古臭くて怖くて厳しくてなんとなくマイナスなイメージしかなかったけど、この作品を通して厳しい上下関係があるからこそ生まれる絆とか人情とか悩める学生時代に必要だから生まれた文化なんだなぁって思いました。仲間のことを自分のことのように親身に接する姿勢に私の砂漠の砂のように干からびた心さえも潤ってました。ありがとう。

強面OBさんがベタなギャグで笑わせるところとシリアスなシーンとの緩急が見応えあって観劇後の満足度はとても高いです。笑いの場面を身内ネタとか作品に関係ない事を言って笑わせようとしないのが好感を持てます。これが舞台演劇であって欲しい。

演者さんについては、宮本役の岩田華怜ちゃんは元アイドルだけあって嫌味のないさわやかな可愛さが良いです。常に一生懸命だからついつい応援したくなる!

野瀬役の溝口琢矢くんは自信がなくてオドオドしてる最初の方からだんだんと成長していく様が自然で流石でした。感情表現が豊か。しかも可愛い顔してバッキバキの筋肉を見せつけてくる……鬼の腕立て訓練のシーンもお芝居だから苦しそうな表情してたけど余裕でバッキバキ……ナイスチョモランマ!!(ボディビルの掛け声わからん)

 

劇場のREDTHEATERは駅から一本道でわかりやすいし見やすくて良い劇場でした。地下だけど埃っぽさもなかった!キャパ数にしては体感広く感じたかも。1番後ろで見た時は舞台との距離を結構感じたので目が悪い方は念のためオペラグラス持参が良いです。前方席はやっぱり見上げる形になるのでセンブロよりも下手からのが全体がかぶらず見やすいです。

 

毎回動画つきなのアミューズさん手厚い。

 

 

遥かなる時空の中で3 十六夜

2021/1/22〜 at サンシャイン劇場

 

友人の好きな役者さんが出ていて、一緒に来てくれ!!と誘われて観劇。暇だったし推しの出てない舞台もたまには観たいなぁと軽い気持ちで承諾したらしっかり推しの現場と被りました。

他の舞台のチケットを取ると後出し情報で推しの現場と被る確率10割なんですが……そんなことある????????浮気ダメ絶対の呪い????????いやもう絶対被るのよ。ほんとに。

 

ちなみに原作ゲームは未プレイでキャラクターも話もわからないし出てる役者さんもお名前なら聞いたことある…というレベルの人です。

しかもこれ続きものの後半ぽいのよ…冒頭に長いあらすじはあったけど内容飲み込むの大変でした。

女性向けの歴史ファンタジーといえば戦国江戸時代のものが多いので源平は物珍しく新鮮な気持ちで楽しめました。遥か〜が出た時は平安とか鎌倉が流行ってたのかな…??どうなんだろ。私は新選組に命を助けられすぎた世代です。

 

舞台の内容はほぼずっと殺陣。演者さん体力すごい。それ以外はちょいちょい個別のスチル発生イベントみたいのが起きるけどほぼ戦闘。

主人公が采配失敗してゲームオーバーになって第一部の幕が降りるのでモヤモヤしながら幕間を過ごしました笑。第二幕でコンティニューできて良かった…!

キャストさんのお芝居については将臣役の方のお芝居が熱くて好きでした。伊勢大貴さんという方。甘い台詞は吐いてこないけど熱血漢でサバサバしてて好感の持てるキャラクターでした。あと北条政子様のお上品悪役ぷりも好みでした!衣装可愛いし操られてる下衆顔が最高。

 

 

 

ドラマ出演とカレンダーの話

気がつけば前回の記事から半年も経ってました。時が経つのは早すぎる。

今年は推しのお仕事が映像メインにシフトしたり推し事スタイルに少し変化がありそうですが変わらず日々の楽しみにしていきたいです。

やはり舞台に立ってるのを生で観れるのが一番の楽しみなのですがテレビで見るのも「はっ!なんかさわやかイケメンボイスが聞こえると思ったら我が推しやん!優勝!」って魅力を再発見できるのでおたくちょろいです。

 

というわけで、まずは出演されていたドラマについて感想を。

一つはテレビ朝日系連ドラ「アリバイ崩し承ります」

土曜ナイトドラマ『アリバイ崩し承ります』|テレビ朝日

小説原作をドラマ化したもので、安田顕さんや勝村正信さんのおじさまたちが良い味出してるイケおじ好きには堪らなそうなドラマでした。成田凌のコミカルなお芝居も良かったです。

推しは若い巡査部長役のためストーリーの核心につくような大きな出番はないのですが、強面のおじさまたちの中に初々しくて爽やかな風を吹かせていて癒しでした。スーツと黒髪が似合いすぎている。

 

二つ目は「相棒シーズン18 第18話」

古民家カフェの息子役でご出演。

一言のセリフにすごい感情が込められてて役者さんってすごいなぁ。情報が少ないから正解はわからないけれど推しの演技を見てて、若さゆえの突発的な言動って怖いなぁって思いました。

あと右京さんに頼まれて店の奥にいるお父さんを呼ぶ時の「父さん!」って呼び方がしぬほど母性本能くすぐられました。私も父さんって呼ばれたい。可愛い。

 

さて最後に、先日我が推し溝口琢矢さん初の4月始まりのカレンダーが発売されました。

週ごとに1枚のカレンダーなのでもはや写真集かポストカードコレクションかな??と思うほどのボリューム!カレンダーとしての役目を終えても楽しめるからありがたいです。

テーマは「京都 大阪 兵庫への旅」和服とメガネはずるい。みんな大好きなやつ。手の甲が1枚うつったカットもありでおたく心わかってる。*1

 

それと今回、カレンダーに合わせてポストカードやラゲッジタグも発売されました。

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その名も「みぞたぐ」

オモテ面は無印に売ってそうなシンプルなデザイン。

 

裏を返すと

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浮気ダメ絶対!DD絶許!!グッズ爆誕

これは後世に語り継がねばならないと思って記事にしました。飼い主の名前入りラゲッジタグ、最高ですね。相変わらず字が綺麗で羨ましいです。

 

*1:ファンの間では手が綺麗と評判。マニアック

舞台感想『カリソメノカタビラ』

9月12日から浅草九劇で上演されたカリソメノカタビラを観劇してきました。

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観劇後は幸福感でいっぱいになる素晴らしい舞台でした。9月にして観劇満足度下半期1位です。

 

5人の演者さんの個性豊かなお芝居はもちろん、煌びやかな衣装に重厚なお歌、ピアノの生演奏。どれも素晴らしくてワクワクしました。あら?ここは日比谷の劇場だったかしら?と錯覚するほどです。

開演前の客席にもこだわっていて、青いライトに照らされたステージが雰囲気があって良いなぁと思っていたら、なにやらIndigo tomatoのプロデューサーさんと同じ方らしく納得しました。今回も素敵な作品をありがとうございます。

チケットも美術館の半券みたいに綺麗なのでとっても気に入ってます。

 

▽目次

 

劇場について

劇場の浅草九劇は土地勘がないとちょっとわかりにくいです。賑わう観光地からどんどんレトロな景観になっていくので不安になってゆき…まさかアーケード街の中にあるとは。びっくり。

土日祝日公演は観光客で溢れてて歩きにくいので少し早めに行くと良いと思います。

 

劇場施設に関して、今回は動員数の関係かお手洗いの利用できなかったです。こじんまりとした劇場なので、前方席だと逆に見えにくい可能性もあります。今回は客席が変則で100席以上だったためベンチシートも使われてました。音響などは特に気にならないので良い小劇場だと思います。

 

観劇して感じたこと

初めにざっくりとした作品の紹介を公式HPより引用させていただきます。

2014年の水夏希出演の「Attractive Concert2014 蜃気楼~mirage~」にて上演された、
男性でありながら女装をしてベルサイユ宮殿に入り込んだ実在のスパイ“シュヴァリエ・デオン”をさらに虚像と実像を織り交ぜつつ、
荻田浩一の作・演出により2019年夏ミュージカルとして上演決定!

カリソメノカタビラ〜奇説デオン・ド・ボーモン〜| 浅草九劇 2019年9月12日(木)〜23日(月)

詳しいストーリーとお写真は劇ぴあさんの記事をご覧ください。

 

女性の体に生まれて男性の心を持つ主人公デオンさんの生涯を通して、ジェンダーを超えた自分らしさとは何か。自分らしく生きることの難しさを感じました。

 

デオンさんは女性としての美貌を持ち、男性も顔負けの手腕と紳士的な振る舞いで周囲の人間を一目で虜にしてしまうとても魅力的な人物です。しかし社会的に男性として認められることは中々叶わず、世間から孤立していってしまいます。

全体的にコメディで常に客席が笑い声で溢れるような楽しいお話でしたがここら辺は観てる側もつらい。

そこに天真爛漫なマリーと出会ってお互いの価値観を認め合い、馴れ合いでなく信頼で結ばれた二人の気高い友情に感動します!

 

特に、笠松はるさんのマリーはあざと賢い、けど素直で可憐でとーーっても可愛かったです。

中でもいいなと思ったのが「男の真似なんて嫌!」「女として堂々としていたいの」というセリフ(うろ覚えなのでDVDが届いたら修正します)

まだまだ男性優位な時代に女として政治に参加したいという願望をスパッと言ってしまう裏表のない素直さ、他人任せにせず自分で考えて行動する芯の強さを感じました。

なぜこのセリフに惹かれたのかですが、私の中での自分らしくいるための理念がこれに近いようで「常に自分の気持ちに正直でいること」「腐らず他人に依存せず常に前進していくこと」この二つを怠ってる時は大抵病んでるので(笑)元気に楽しく暮らすためにもブレない考えを持つことは大事です…病むから笑。

 

演者さんについて

まず主人公デオン役 水夏希さん…男装の麗人なオーラがはちゃめちゃにかっこよくて、かつ女性らしい凛とした美しさもお持ちな方でした。

序盤の登場シーンで客席を流し目で見下ろす場面があるんですが、運良く視線の先で観劇していた私は死にました。ちょろい。もうねシンプルにかっこよかったからいつか死ぬまでに宝塚観に行きたいの。

 

それからマリーアントワネットとポンパドゥール夫人を演じられた笠松はるさん!素晴らしい歌声に感動で心が震えました。マリーは可憐で可愛らしく、夫人は高貴で憂いを帯びた雰囲気の女性でどちらも素敵でした!

 

そして最後にわたしが贔屓にしている溝口琢矢さん。今回はジュゼッペというイタリアの青年を演じています。

彼は史実にはっきりとした性格などは残っていないようで、パンフレットによるとこの作品オリジナルなフェミニスト主人公大好きな犬(要約)とのこと。

今回の犬種*1ゴールデンレトリーバーぽいです。大型でわんわんわん飼い主に抱きついてくるタイプでした!この愛くるしい人懐こさが彼の売りだと思います。ワンワンワン。

 

それとただ可愛いだけでなく、お金儲けが好きで詐欺を働くのにも全く罪悪感を感じてないシビアな二面性もあります。このちょっとダークなところがまた良いんですよね。容赦のない無邪気。爽やかだけじゃないのよ!

劇中の「我が名はカリオストロ」という歌はそれまで見せてた明るくデオンに従順な性格とは一転して、怪しげな雰囲気が覗けてとても気に入ってます。

誰かを妬んだりとか根暗な部分がなくて、男女の役割や服装についても自分の感性を大事にして否定から入らないところがジュゼッペの魅力だなぁと思います。

 

浅草飲食記録(おまけ)

おしゃれな店に行ったので写真を載せたかっただけです。

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劇場から歩いて3分ほどにあるフグレンさん。

ワッフルもコーヒーも美味しかった〜!カリッとした薄いパンケーキのようなワッフルです。北欧らしい素朴な味わい。席数が結構あるので土日でも座れる確率が高いです。

 

あと、ソワレ観劇後に空腹で倒れそうになり、周りの飲食店がほとんど閉まっていた時間に空いていたので駆け込みました。神谷バー

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ちょうどその数日前に溝口さんが神谷バーでハンバーグを召し上がったというツイートをしていて、せっかくなので同じものをいただいてきました。肉汁美味しい。ほっぺ落ちた。

 

*1:いぬっぽい性格の人間だったり本物の犬の役だったり様々な犬(役)と出会えます

劇場ホールあれこれめもその2

訪れた劇場が増えてきたので劇場感想レポ第2弾です。

いろいろ行ってみてわかったことは、東京中の硬い劇場の椅子をシブゲキの椅子にしたいです。ふっかふか!

アクセス解析を見てると、結構検索かけて見てもらってるみたいなので少しでも参考になってたら嬉しいなぁ。

 

第1弾はこちら↓

 

全労済ホール

・新宿南口から5分くらい。土地勘のない方向音痴でも迷わず行けました。逆方向に行かなければほぼ一本道。駅から出たらファーストキッチンの方に進んで!!(方向音痴は最初の一歩で絶対逆方向に行く)

・キャパが広いわりには体感300くらいの劇場のような見え方でした。見やすい。前方席もちゃんと段差ついてるところは見やすいです。2列目に座った時、演者さんが被って見えないってこともなくて良かったです。座り心地もそんなに気にならなかったかな。トイレも綺麗で利用しやすい会場でした。

 

♡ユナイテッドシネマ お台場

・スクリーン1と3を利用しました。映画館なので椅子が深くてトークイベントには不向き…?前方席は常に見上げるかんじ。

スクリーン3の方はこじんまりしていたのでどの席でも問題ないですが、1の方はかなり広いので8列目前後でなんとか登壇者の表情が見えるかな〜といったところです。

・もちろん一般のお客様もいらっしゃるので、周辺のトイレは死ぬほど混み合います。変に移動しないで、映画館の横にあるのを黙って並んだ方が良い気がしました。映画館のドリンクはそこまで高くなくて美味しかった!

 

東京ジョイポリス

・入り口入ってすぐの円形ステージです。調べたところによるとキッチキチに詰めるとMAX300人ほど収容できるそう。え、あの狭いスペースに!?窒息するのでは!?

・ステージの段差が結構あるので整理番号後半でも位置が良ければなんとか見れます。無料のイベントで上の階でも見てもよいのであれば二階から椅子に座って眺めることもできます。

 

♡ルミネ座よしもと

新宿駅前でよくチラシを配ってるあの劇場。開場前後はエレベーターが混み合うかも。余裕を持っていった方が良いです。

・中は500キャパくらいの広めな空間。段差も前方席からあってみっちり客席がつまってるので臨場感あり。多少趣を感じる作りです。ロビーのよしもとグッズやパネルで時間を潰せます。面白い。

 

新国立劇場

・小ホールのみ利用。

ロビーが広く、椅子やテーブルで休憩できるスペースがたくさんあるのが良いです。ただし自動販売機が1台しかないので周辺コンビニでの調達必須。飲食店はオペラシティもあるので困ることはないと思います。

・冬場だったこともありますが場内が地下独特の乾燥した空気が漂ってます。椅子が硬めなのと前方席がフラットで舞台セットによっては首が痛くなる可能性。変に前に座るよりC-1 2列の通路挟んだセンブロのが全体を見やすかった気です。

・中ホール等の大きな公演と開演時間が重なると駅周辺が多少混雑します。あと都営新宿線の運賃が…

 

関内ホール

・駅から徒歩8分くらい。大通りを真っ直ぐ進むだけなので迷子にはならないけど少し歩きます。途中コンビニが何軒かあったはず。少し会場から離れると飲食店やカフェがたくさんあるので時間つぶしには困りません。

・会場内はキャパの割にこじんまりとしていて綺麗で後列でも頭が被って見えないよ〜!ってことはないです。肉眼で表情を見たいなら18列くらいかな。

トイレは駅も会場もものすごく並ぶので周辺施設で済ませておくべき。もしくは開場後即トイレ列へお並びください…笑

 

浜離宮朝日ホール 小ホール

有楽町朝日ホールと間違える方が多いらしくわざわざチケットに間違えるなよ!!って記載してありました。確かにわかりづらい。

築地駅から歩くと結構距離を感じます。特に午前中は築地場外市場を観光する外国の旅行者で溢れているので思うように歩けません。徒歩15分くらい見た方が良いです。

・小ホールを利用しました。キャパ300ほど。段差がほぼないので見づらい!N列から段差ができますが…縦に広いので300キャパとは思えない豆粒…あと照明が暗い?広めの会議場みたいな。あまり良い会場ではなかったです。

 

シアターグリーン

・BOX in BOX THEATER利用です。場所が東池袋の入り組んだところで土地勘がないとわかりにくそうです。

・小劇場ゆえエレベーターや入口がとても狭くて周辺のご迷惑になりそうなので、開演間近に行くのが良いと思います。

・劇場内は前方席でもそこまで首が痛くならないで、演者さんやセット全体が見えて良かったです。箱特有の乾燥が少しあるので喉の乾燥対策必須。

 

♡高円寺 座

高円寺駅から高架下沿いに5分程度歩くと着きます。わかりやすいかつ周りにカフェとかお店がたくさんあって通うのが楽しい会場。

・地下にあるトイレが百貨店並みに綺麗。メイクスペースと別れてるのが混雑緩和できて助かります。

・劇場1を利用しました。〜3列センブロくらいまではステージを見上げる形で見づらいです。前方席ならサイドよりのが抜け感があって見やすいかも。5.6列目が舞台全体が見えて一番良席。結構段差が急なので、キャパの割に後列の座席から舞台が遠く感じます。念のためオペラグラスのご用意を。

・椅子は小劇場のよくある硬さですが90分くらいの短めな演目なら問題ないです。

 

金沢歌劇座

金沢駅からバスで向かいます。歌劇座前というバス停のバスはあまり来ないのでバスを待つより21世紀美術館など近くの大きめなバス停から歩く方が早いです。ちなみに香林坊の停留所から歩くと15分強で着きました。

・会場は観光地なのでコンビニがありません。夜はバルとか居酒屋しか営業してないので先に食事を済ませたり宿泊先近くのコンビニで食糧調達することになります。

・会場は1800人収容に対応できるロビーの広さではないので客席開放までの混雑がすごいです。トイレも戦争。

・キャパのわりにこじんまりとしていてステージが近く感じました。スロープが緩やかなので一階後列は埋もれるかも。音響 照明はあまり良くないので、観光をせず観劇目的で遠征する会場ではないなと思います。

 

相模女子大学グリーンホール

伊勢丹の中を通路にして会場入り口にたどり着いたんですがこれあってる??正規ルート

駅からアーケード街を通って10分くらいで着きました。休日は人がたくさん歩いているので少し余裕を持って行った方が良いと思います。

・会場内は広くて綺麗!ロビーに余裕があるし、自動販売機もあって便利。トイレは収容人数が多いので戦争になってしまうのは仕方ないです。周辺施設で済ませてから向かう方が良いです。

・1階後列下手から観劇しました。多少前の人の頭が視界を遮ることもありますが、思ったよりは見やすい!座席フカフカ余裕ありなのでオペラグラス片手にゆっくり観劇できました。

 

HMV&BOOKS TOKYO

・渋谷MODIにあるイベントスペース 7階を利用しました。ステージが低すぎて整理番号が遅いと何も見えません。天井のシミを数えるしかないです。これが虚無…

・定員150人ほどなので、たぶん50番くらいの番号じゃないとだめかな??背が高い人なら後ろに下がっても見えてるぽかったです。

 

♡浅草九劇

・まず劇場の位置がすごくわかりづらい。HPに徒歩10分と書いてありますが、土地勘のない人は迷いやすいかつ平日でも観光客で溢れていて歩きにくいので余裕を持って向かった方が良いです。

・近隣にはいろんなカフェや飲食店がありますがどのお店も小さくて混雑しがちなので注意。

ソワマチで劇場からあまり移動したくない場合は浅草ROX内のドトールなどのチェーン店が比較的空いていて利用しやすいと思います。劇場のトイレが利用不可の場合はここのトイレかドンキの4階が借りやすいです。

・小劇場なので場内はこじんまり。座席の列が明らかに90席以上ある時は変則です。椅子が足りなくて、ベンチシートが稼働してます(大当たり)どんな配置でも前方席は大抵見上げる形になると思うので、後ろの方のが全体を見やすいかも。

 

 

イベント感想『AI探偵 完成披露試写会』

8/24に行われたAI探偵 完成披露試写会に行ってきました。

『シュウカツ』シリーズの千葉監督の新しい作品ということで、恒例のおたく耐久早朝からの三回まわしイベントです…!

シュウカツマラソン(勝手に命名)で体力の限界を感じた老いた私は12時からの2回目から参加しました。無理よくない。あと1回目のトーク内容は毎回ネット記事でざっくり読めるので!

 

▽目次

 

映画館のロビーにはキャストのサイン入りメインビジュアルのポスターが飾ってあって、終演後撮影待ちのおたくで長蛇の列と化してしまうのですが、運良く1回目上映中に来れて並ばずにささっ!と撮れました。

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写真撮るのド下手おたくでお恥ずかしいかぎりです。でも載せる。反射して余計なものが映り込みがち。

サインの横にちょこっとおまけを書いてくれてる我が担当 溝口さん。今日ここでしか見れない特別感ができてちょっと嬉しい。

 

会場について

ここの試写会ではお馴染みのユナイテッドシネマ アクアシティです。

500人ほど収容できるスクリーン1での開催ゆえ上映前後のロビーの混雑がすごい!もちろん一般のお客様もたくさんいらっしゃいます。迷惑にならないようにしなくては。劇場内にトイレはないので並んででも済ませてからが良いです。

設備の整った映画館なので椅子がフカフカで綺麗。後列でも前の人の頭が被らず登壇者の方が見えます。表情を肉眼で確認したいのであればH列くらいまでかな。目が悪い裸眼の私基準。

 

映画について

今回の作品はシュウカツとは変わってガラッとコメディなので気楽に楽しんで〜という監督の言葉通りシュウカツのような常にぞくっと背筋の凍る緊迫感は少なめで、AIと人間の心温まるヒューマンドラマ的なお話です。

たぶんあえて、令和のこの時代にいにしえのトレンディなドラマ風味(平日昼間に再放送してるあれ)を入れてきてるのだと思うのですが、笑いどころが結構昭和なノリなので平成生まれたての若い子は「え、今なにが起きた…?」ってなっちゃうかも??

 

ここからは少しネタバレな感想になります。

まず面白かったところ 見所!

 

・主人公のAI探偵(荒巻慶彦さん)幼馴染の大手探偵会社の息子(滝口幸広さん)とのやり取り。犬猿の仲であの手この手でいやらしく仕事を押し付けてくる社長息子をクールにあしらう荒巻さんがかっこいい。ご本人いわくちゃらんぽらんな性格なところは母性本能くすぐりそう。知的で可愛らしい荒巻さんが見れると思います。

 

・第2話ではAI大好き会社員(石原壮馬さん)の依頼が解決したと思いきや最後にストーカーがいてどんでん返しなとこはちょっとひやっとしました。

ストーカー役の人のネチネチオドオドしたお芝居が雰囲気あって、言葉巧みに追いつめていく荒巻さんの冷淡なお芝居がドキドキでした。

石原さんは以前舞台で観た時に比べて感情表現が自然で、映像で映えるお芝居だなぁと思いました。

 

・本編の中で1番笑ったのはIT企業のお金持ち兄弟(兄は溝口琢矢さん 弟は大平峻也さん)の話のアドリブ。

AI探偵との勝負に敗れて、依頼料を支払ってそそくさと退散していくところで、兄が通りがかった探偵会社息子の腕にクレジットカードをわざとグサッと刺して去っていく一瞬の小ネタがツボに入ってしまいました。彼のこういう矛先の鋭い容赦ないいたずら心が好きです。

 

トークイベントでも本読みに参加出来なかった大平さんにいなかったですよね〜ってわざといじわるしちゃう溝口さんが見れて、胸高まるおたく。

大平さんも人懐っこい優しい方で「仲間はずれにしないで〜〜!!」ってぷんすかしてるのが可愛らしかったです。空気を読んで仕事をする大平さん、絶対いい人だ。

 

メイキングDVDについて

こちらの監督さんのイベントでは毎回試写会にはメイキング DVD発売イベントには本編とメイキングをセットにしたものをお土産として持たせてもらえるのが嬉しい。

インタビューと撮影風景が40分ほど収録されていて見応えがありました。各俳優さんの撮影に臨むスタンスや仕事中の様子など普段見れないお姿が垣間見れるのは興味深いです。

おかげで溝口さんはあんなのどうこんなのどうってイメージや意見をばしばし言うタイプの方なんだなぁということが知れました。仕事をする上で自分の意見をはっきり言える人って良いな。言わなきゃわからないことってたくさんあるから。

 

それと、映画や舞台って演出家や監督の指導にゴリゴリ合わせて意見なんて言えないものだと思っていたのですが、どう演じたいかとか役者の考えも取り入れてもらえるものなんですね。クリエイティブな思考のぶつけ合いって楽しそうだけどなかなか大変そう。

 

イベント記事まとめ

「クールに見られがち」な荒牧慶彦の親しみやすい一面を大平峻也が発見!?映画『AI探偵』完成披露試写会レポUP!溝口琢矢・石原壮馬も登壇、共演に滝口幸広 | スマートボーイズ

荒牧慶彦がツンデレAIとコンビで事件解決!? 映画『AI探偵』舞台挨拶レポート | エンタステージ

 

舞台感想『リューン〜風の魔法と滅びの剣』

2019年リューン再演、観劇してきました。

各劇場のレビューは別の記事にまとめる予定なのでさっそく感想を!

 

ちなみに初演は観劇しておらず公式のあらすじやインタビューをさらっと頭に入れた程度です。

タイトルに魔法って書いてあるし、ドラクエとかハリポタみたいなポップなファンタジー物なのかなぁ??と軽い気持ちで観劇したら、かなり血なまぐさいお話でびっくりでした。ガッツリ戦争物です。

何人人が斬り殺されたのか数えきれない。そしてすぐ身体のパーツを切り離したがる。。見てるこっちが痛いよ〜!怖いよ〜!脳と心臓さえ動いてれば人は生きられるんですね。強いね。

そうやってどんなに身体は傷ついても、心に強く打ち立てた信念は簡単に折れることはないという人の生き様が描かれているところが見ごたえがありました。

 

それから、リューンの世界では魔法は遥か昔の特別なものとされていて、戦闘は殺陣がメイン。特に終盤の見せ場であるフローとダイの一騎打ちは、お二人ともダンスを踊ってるみたいにくるくる華やかでとても良いシーンでした。

Theジャニーズの殺陣!ってかんじで懐かしい気持ちになるジャニオタ生まれ ジャニーズ育ち。

 

とにかく演出や衣装がサーカスみたいにカラフルで見てるだけで楽しい気持ちになります。竹馬に乗ったパフォーマンスがすごい。

でもなにより登場人物みんな人間味があるのが面白い!

全員に何かしら抜けた部分があって(エルカの底抜けの明るさ、フローの自己犠牲精神とか)短所と長所が紙一重な登場人物たちで、この気持ちわかる。あるあるって感情移入しやすいお話で、舞台観るの初めて…とか特に贔屓の演者がいなくても楽しめるとても良い作品です。観劇できて本当に良かった。

 

 

以下気になった出演者さんの感想です。

 

リューン・フロー…藤原丈一郎さん

関西ジュニアにものすごくお芝居の上手い子がいると風の噂で聞いていたので、お名前は存じておりました。

…ちゃんと役の声や雰囲気に合わせて歌を歌ってるのがすごい。彼のように役に自分を寄せれるタイプのジャニーズアイドルってなかなかいないのでは。役者ですね。

物語の序盤はインテリ風で控えめだったフローが旅の中で様々な困難を乗り越えて、どんどん力強く成長していく姿に胸を打たれました。

ちなみにリューンを観劇した後、関西ジュニアのおたくのダイマに遭い、1番とっつきやすかったあすかな配信を見たんですが、あしゅか…声が全然違う。なにあの甘々なイケボ。役によって180度変えられるのがすごい。

 

リューン・ダイ…大橋和也さん

大橋くんは今回の舞台で知りました。初めまして!

いやもう歌がお上手でびっくりでした!!安定した力強いハスキーボイスがかっこよかった。そしてアクロバティックな殺陣。黒い獣に乗っ取られてている時の滑らかな動き。身体能力高そう。

それからお芝居してる時の動作がひたすら可愛い!演技が苦手なダイの棒読みカクカクお芝居とか。心を闇に囚われても人懐こい雰囲気は失われないのが魅力的ですね〜!ずぶぬれこいぬみたいな情けない声出すのが母性本能くすぐりそう。歌を歌ってる時の男らしさとのギャップが良き。

 

カテコは座組み全員での挨拶が終わった後に毎回お二人がお話してくださるんですが、しっかりと場の空気を読んで話をまとめてくれる丈くんとノリと勢いと愛嬌たっぷりの大橋くん、息ぴったりでこれは良いシンメ

あとファンサが手厚い。劇場の隅から隅まで手を振ったり指さししたりしてくれてました。さすがジャニーズ。

 

ファンルン…溝口琢矢さん

飄々とした明るい青年*1から段々と嗜虐的なスパイとしての本性を垣間見せていくのが上手くてドキドキでした。

表情や雰囲気の変化がすごい。細かいし、今はこーゆー気持ちなんだよ〜ってわかりやすいお芝居が好きです。

初演の永田くんファンルンを観ていないので台詞や性格の違いが比較できないのですが、溝口ファンルンは一言で言うと無邪気。

周りの人をからかって遊ぶいたずら小僧なところやエルカの希望に溢れた歌を聞いてわくわく楽しくなって踊り出す場面が可愛らしい。

その反面、名誉や物欲、人を傷つけて征服欲を満たすことにも素直で、ある意味裏表がない。常に自分に正直に生きてるから、最期までブレずに清々しかった!

件の拷問シーンは色気がすごかった。もともと中性的な色気はある方だけど、今回のファンルンは力任せに相手を征服していく男性的な一面が加わっててもう逆らえない。良き。

 

 

力尽きたので3人だけで終わります。

エルカの歌すごかったな〜ダナトリアさんの歌は鳥肌が立つほど。美しすぎて泣いた。

 

*1:上演前のネット記事にて本人曰く「一見好青年」とおっしゃっていたので信用してはいけない櫻井孝宏みたいな役を想像してたらヤンデレ代永翼でしかなかった。そういうの大好きだ笑

舞台感想『良い子はみんなご褒美がもらえる』

「良い子はみんなご褒美がもらえる」東京公演、観劇して来ました。

 

 

お目当てはA.B.C-Z橋本良亮くん!

橋本くんの出る外部舞台を観るのはDEATH TRAPぶりなので約二年くらい観てないのかなぁ。

e+の解除し忘れたメールマガジンでこの公演を知って、まんまと乗せられてしまいました。広告って大事ですね。

 

舞台の感想からは逸れますが、私は橋本くんの歌声が好きです。

A.B.C-Zのアルバム「ABC STAR LINE」に収録されている「Crazy about you」という橋本くんのソロ曲を初めて聞いた時、なんてせつない歌声なんだ!!と感動しました。

橋本くんの歌声は感情表現が豊か。彼の繊細な甘い歌声に包まれた時の心地よさがたまらないのです。切ない恋の歌を歌わせたら天下一品です。ジャニーズ界の西野カナやん。

それ以来、彼の歌やお芝居による感情表現に注目しております。

 

今回の舞台は35人のオーケストラとのコラボレーションというところに惹かれ観劇することにしました。

 

内容は長台詞や比喩がたくさんあってとてもじゃないけど1回の観劇で全ての内容は理解できませんでしたが、オーケストラの奏でる壮大な音楽と数名の登場人物のみがぽつぽつと話す静寂な空間のギャップが刺激的でした。(内心は難しいセリフを頭の中で噛み砕くのに必死)

 

海外の演出家の舞台を観る機会はあまりないのでそこも面白かったです。英国紳士の「君がそうなら別にいいんだよ?まぁ僕はこうだけどね??」ってスレッスレの風刺ジョークを入れてくるかんじ、くせになりそう。

 

上演時間は1時間と短めですが、様々な感情やテーマがぎゅっと詰まったとても濃い時間でした。

特にこれは…!と思ったシーンは、頭の中で常にオーケストラの音楽が響く病にかかってる橋本くんのイワノフが、ふとしたきっかけで「オーケストラはいるんだ!」と自分を肯定した瞬間。

その一言だけで、それまで鬱陶しくて仕方のなかったオーケストラの不協和音が突然心地よい音楽に変わって、自分の中にある異質に対して反発していたのが共存に変わるんです。これは気持ち良い。

 

自分の思うようにいかなかったり、みんながやってる「普通」なことができなかったりって結構あると思うんですが、でも何かの瞬間、別にいいじゃんって開き直れるとパッと道が開けるの不思議ですよね。自分がどうしたいかを満たすために人間って生きてるんだなぁ。

 

それと合わせて、すごいなと思ったのはカーテンコールで出演者がバックで演奏されてるオーケストラを紹介して拍手をされていた時。

 

拍手自体は普通のことですが、橋本くんはオーケストラや出演者、観客と劇場にいる全ての人に向けてずーーっと拍手をしたまま袖にはけていかれたんです。

そのお姿が演者であると同時にご自身も客席で舞台を楽しんでいる観客のように見えてびっくりしました。腰が低いとはまた違う、客観的で自然体な姿勢。

そういった「普通」の役者さんがしないことでも自分が良いと思ったことができる橋本くんはとても魅力的な人だと思いました。

 

また時間が取れた時ははしパラ(橋本くんのソロコンサート)や舞台観劇したいです。